日本のリケジョの少なさについて思うこと

先日タイ出張に行き、現地のエンジニアの方とお会いしたところ、30%くらいは女性がおり、そもそも大学時での男女比を聞くと、かなり女性も多いと聞きました。それに比べると、日本でエンジニアの方にお会いすると90%以上は男性、めったに女性が打ち合わせに来ることはありません。どうしてこのような違いがあるのかをChatGPTに聞いてみました。

  1. 性別役割分業意識
    日本では「理系=男性的」「文系=女性的」といった固定観念が根強く残っています。そのため、進路選択の段階で女子生徒が理系を敬遠しやすい傾向があります。
  2. ロールモデル不足
    女性の研究者・エンジニア・理系専門職が少なく、進学後や就職後の将来像が描きにくいという声もあります。
  3. 高校段階での選択制
    日本の高校では「文理選択」が早い段階(高2)で行われるため、まだ自分の適性を十分に理解していない段階で理系を諦める女子生徒が多いとされています。

  4. 数学・物理への苦手意識
    「女子は数学が苦手」という思い込みが教師や保護者から無意識に伝えられ、それが自己効力感を下げてしまうケースがあります。

  5. 理系職の労働環境
    長時間労働や研究職の不安定性、産休・育休後のキャリア継続の難しさが指摘されており、女性にとって不安要素になりやすいです。
  6. 昇進・評価のハードル
    日本企業は理系分野でも女性管理職の割合が低いため、キャリアパスが見えにくい状況が続いています。

皆さん、どう思われますか?

私は1-4は納得ですが、5-6はかなり違和感ありました。そもそも女性が多く働くサービス業・看護師・介護士は長時間労働が当たり前、育休後のキャリア継続も短時間勤務を前提としているのかと感じます。一方、エンジニアのほうが在宅勤務率も高いでしょうし、在宅であれば、正社員として続けることもだいぶ楽になります。また、6については、そもそも文系に進んだからと言って、日本での女性管理職割合は低いのではないかと思いますが。いかがでしょうか?